チャイナシンドローム

 今朝、起きてガスコンロを点けると、火が点かなかった。

いや、点くことは点くんだけど、すぐに消えてしまう。

点くということは、ガスが止まっているわけでもなく、点火されるということは電池切れでもない。

電池が切れると『お知らせ灯』がつくと書いてある。


で、ゴミ出しに行くと、たまたまご近所さんに会い、お宅のガスは大丈夫か?と聞いてみると、分からないといい、ご近所さんは家に帰った際、わざわざ電話をかけて教えてくれた。大丈夫のようだ。

ありがたい話だ。

しょうがないんで、何かあったのかと、東京ガスに電話しようと決心した。


ところが、たまたまガスコンロに使うのと同型の電池を目にしていたもので、試しに電池を変えてみようと変えてみた。

すると、ガスコンロは何ごともなく正常に点火された!!


え?

お知らせ灯は?


昔、スリーマイル島の原発事故をモデルにしたアメリカ映画があった。

チャイナ・シンドローム

原発が言うことを聞かなくなって、どうもおかしいおかしい、と言っていたオペレーターが、ふとアナログメーターに目をやると、針が微妙に傾いているのに気がついた。

そして、そのメーターのガラス窓を叩くと、何かに引っかかっていたのが外れ、針がみるみる下がって行った!

それを見たオペレーターたちは大騒ぎ!

大変だ!

メルトダウンが起きるぞ!!

ってな具合。


現代では、こういうアナログなミスはほとんどないんだろうけど、おかしいと感じたらあらゆる可能性を考え、試してみることですよね。




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