逃げるのは卑怯だ!
「逃げるのは卑怯だ」と口にする奴がいる。
これは大間違い。
逃げるのは卑怯?
なら、オマエは絶対に逃げるなよ!と言ってあげよう。
例えば、街を歩いていた時、動物園から逃げ出したオスのライオンと出会ったらどうするだろうか。
「逃げるのは卑怯だ!」
とか言って、素手でライオンに立ち向かったら、それは正真正銘の馬鹿と言うものだろう(笑)。
とあるテーマパークで逃げ出したティラノサウルスに出会ったら?
ぜひ「逃げるのは卑怯だ!」と言って立ち向かい、2つに引きちぎられて恐竜の胃袋に収まっていただきたい。
そう。
逃げるのは卑怯でも何でもなく、必要な場合には逃げるのが最良の方法であり、それは恥じることでも何でもないんだ。
それを卑怯呼ばわりする人間は、何もできないで口先だけで自分を偉そうに見せようと必死な、本当に可愛そうな人たち。卑怯だなんだと口にする人間ほど卑怯で卑劣な人間のクズはいない。
もちろん!
ハンバーガー屋さんに勤めていて、怠けて在庫確認もせず、店を開けてもハンバーガーを作る材料がなく、お客が詰めかけて来てるのにお店が回らず、嫌になって逃げだすなんてのは卑怯の中の卑怯だ。
でも、これって「逃げるのは卑怯だ!」ではなく、ただの無責任って話しだろう。
「逃げるのは卑怯だ!」という発想は、もともと奴隷たちの心を縛るために作られた誤った価値観で、奴隷の飼い主が使うような言葉。奴隷たちを逃がさないように、さも逃げることが恥のように価値観を植え付け、自分たちの利益のために徹底的に骨の髄まで沁み込ませた奴隷根性のことば。
だから、「逃げるのは卑怯だ!」なんて口にする人間には近づかないようにしよう。
悪影響ばかり受けて、将来、ろくな人生を歩めなくなってしまう。
中学時代、やたら「逃げるのは卑怯だ」を口にしてた『種族』が、大人になったらどうなってるか?
実に気の毒で見ていられないような惨めな人生を歩んでいる。
もちろん本人たちは必死に『自分は満ち足りている』だの『今、充分幸せだ』なんて口にする。けど、言っていることとやっていることが完全に矛盾してる。
充分に満ち足りていて幸せな彼らは、幸せな人間を見るとケチをつけたがる。また、幸せな人間をコケにして、不幸にしたがる。
これが幸せな人間がやることか、としか思えない(苦笑)。
そう。
「逃げるのは卑怯だ」
なんて偉そうに口にしながら、自分自身、人生の困難や努力から逃げまくってきた哀れな姿。
将来、クラス会なんてのがあったら参加してみるといいだろう。
こういう可哀想な人たちを見ることがあると思う。
こういう『種族』の人たちは、日常が惨めで貧しい生活を送っているから、クラス会などでひとたび連絡を取ろうものなら、必死に中学時代の関係や状況を取り戻そうと連絡してくる。
けど、幸せな日々を送っている人間からすれば、中学時代の話など過去の思い出で、大切な日常という今を生きている。そんな卑怯な人間なんぞを相手にして、自ら不幸になろうとするやつはいない。
うん。
過去の思い出を懐かしむ時間は大切だけど、それ以上に今を生きることが大切だ。
けど「逃げるのは卑怯だ!」などと言い続けて来て、今の現状から必死に逃げまくっているような人間と過去に戻らなければならない強制はない。
どんな未来を歩むかは、本人次第なんだよね。
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